口訣とか吏読とか
Google Analyticsを見たら,Yahoo!知恵袋から大きい家の方に飛んできている人がいました.なんだろうねと思ってみてみたら,回答の中で引用されてました.↓
Yahoo!知恵袋 - ウィキペディアによると、朝鮮では、ハングルが作られ...
ベストアンサーにはなってないけど.
…ベストアンサーねえ.「漢字の音だけを借りて自国語を表記する手法」が「日本独自のもの」かは分からんですな.っていうか朝鮮でもあったでしょう.三国史記とかに出てくる地名の表記とか.例えば바위(岩)の表記に,当て字として「波衣」とかね.
口訣も吏読も漢字を用いた表記だけれども.
口訣は漢字をそのまま,あるいは漢字の略体字(あるいは省画字,漢字の一部)を漢文語句の間に挿入して,文法的な要素だけを補助的に表わしたものです.すなわち漢文を読む際の,日本語の送り仮名みたいなものかと.
朝鮮では高麗時代くらいまで,日本と同じく漢文を自分の言語と同じように,ひっくり返って読むという方法があったのですが,これを「釈読口訣」と言います.どこでひっくり返るか,点が打ってあります.でも朝鮮時代以降はひとまとまりの句をそのまま音読して,句の終わりに朝鮮語の文法要素をくっつける読み方が主流になりました.これを「音読口訣」とか読んだりします.例えば「男女七歳不同席だ」という感じ.この「だ」にあたるのを,口訣と言います.表記法自体を指したり,個別の口訣字を指したりします.この文,日本語だったら内部的にひっくり返って読みますね.「男女七歳にして席を同じうせず」と言う具合.
吏読は,文法要素を漢字で表わすという点では口訣と同じです.例えば「私は」の「は」の部分を漢字を用いて表記すると.ただし,口訣と違うのは,語順から全て朝鮮語式にしてあるところです.例えば「男女七歳にして席を同じうせず」という文を,漢文式の語順ではなく,朝鮮語の順番で,「にして」「を」「じうせず」の部分を漢字の音あるいは訓を用いて表記する方法です.
…分かりにくいかな.吏読は朝鮮語を表わすために,文法的な要素に対し補助記号として使ったもの,口訣は漢文を朝鮮語式に読むための補助記号,とでも言えばいいのかな.
ううむ.

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