Saturday, December 17, 2005

仁義なき戦い

昨日全然関係ないネタで取り上げたけれども,黄教授の例の細胞の件はかなり問題が広がってますな.問題は既に広がっていたけれども,別の方向へ向かいつつある,というのが正しいかな.

というのも,ES細胞の存在真偽をめぐって黄禹錫教授vs盧聖一理事長の闘いへ発展し,というかほぼ泥仕合になりつつある.どっちが正しいかは知らんけども,なんというか,内部告発とそれに対する弁明あるいは開き直り,って感じ?「実は本当に捏造した論文だったんですよ」ということでないと「内部告発」とは言えないけども.

わしは理科系でないのでよく分からんのですが,これだけ各方面から疑問が呈されて,しかも内部的にも実験プロセスに問題があったらしい,ということになっちゃうと,やっぱり論文としての価値なんてなくなっちゃうんでしょうな.研究者としての倫理問題にもなっちゃうだろうし.

「関係者によって次々と明かされて(暴露されて)いく新たな事実!」なんていうとほとんど韓国ドラマの筋書きみたいな気がするなあ.「実はあの時既に知ってたんですよ」とか「インタビューされた時には隠してたけど」っていうような,なんだか信用度ゼロって感じの事実ではあるけれども.「わたしが病院に見舞いに行った時,彼がこう言いました」なんて,倒れて入院した故小渕元首相が「有珠山のこともあるから,後はよろしく頼む」と言った,とかいう青木元官房長官の言い分みたいだ.

これって一連の耐震強度偽装事件とも似てますな.みんなで責任転嫁して,しかも「わたしは1年前に既に指摘してました」なんて人とか出てきちゃったりしてさ.さらには「鉄筋の数を減らしてよ」なんて指示した文書までどこかから出てきちゃったりして.そんな文書どいつが流したんだっつーの.旗色が悪いと見るや,身内の弱点をさらしちゃう,なんて何だか仁義のかけらもない気が.事件が明るみに出るまでは全社的に(かどうかは知らんけど)隠してたものを,ちょっと世間でつつくからってすぐに記者に売っちゃう,なんてちょっと考えられないな~

まあ細胞の件も,なんとか見た目よく(보기 좋게)解決してほしいですな.両方で「お前がウソだ」「いやお前が」って言い合ってないで.真実はそこにあるのだから~

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