Wednesday, November 09, 2005

読書の秋

最近往復の電車の中で『罪と罰』(新潮文庫)を読んでます.この前まで『完訳 水滸伝』全10巻(岩波文庫)を読んでました.

そもそもわたくし,本を買うとその本の間に買った時のレシートを挟んでおくという癖?があるんだけども,例に漏れず『罪と罰』にも挟まってました.日付を見ると1991年7月.14年も前だよ~.っていうより14年も前からそんな癖があったのか?

たしか高校の頃に読書感想文を書こうと思って買った記憶が.それを今になって読もうというのは,留学で本が増えたせい.近くにブックオフができたもんで,読んで売っちまおうという考えから,昔のを引っ張り出して読んでるわけですな.オープンして間もないから,どんな本でもきっと買ってくれるハズ!という甘い考えが根底にあるけども.

ちなみに今日上巻を読み終わって,下巻を見てみると,やはりありましたレシートが.この日付を見てみると,92年の12月となっている.上下巻で続き物なのに,なぜ1年半近い空白があるのか?それほど読むのがトロかったのか?いやいや上巻の内容に感銘を受け,しばらく余韻に浸っていたのか?

正解は「ある意味では読むのがトロかった」.だってつまんなかったんだもーん.お母ちゃんからの手紙が改行なしで何ページも続いて読みにくかったんだもーん.どんな話かよく分からなかったしね.でもって途中でやめて,何ヶ月か経った頃にまた読み始めたものと思われます.そしたら今度は面白く読めた,と.

こういうことってよくあるんだよなー.特に音楽とか.CD買ってみたけど,あんまりたいしたことなかった,と.1年くらいしてからふと聞いてみたら非常に良くて,その後大ハマリ,ってなパターンですね.…ないって?

Pink Floydなんかそのパターンだな.今の音楽の趣味になったのは,このときの「再評価」(?)が大きく作用している.ある意味染まりやすい?

あるいは1度ではよく分からず,2度目でやっと分かる,というか.映画の『ペパーミントキャンディー』(박하사탕)なんかその例.「何がいいんだこの映画は?」と思ってたんだけど,ソウルにいたときテレビで再放送やってるのを見て,「ああそういうことだったのか」と分かりました.…頭が悪いだけか.

とにかく,今では『罪と罰』,面白く読んでます.14年前と同じような考え方で読んでいるか,あるいは違う読み方をしてるかは分からないけど.続きが楽しみ.ソーニャ~

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